ブッシュフード/ブッシュタッカーに隠された真実。

https://youtu.be/fqgrSSz7Htw オーストラリアで観光客にも親しまれている「ブッシュフード」というオーストラリアの地域で食べられてきた食べ物がある。このような、食べ物は観光の商売道具として、「狩猟採集」のようなイメージと共に私たちの楽しみの一部…

【アクティビストインターンシップ!?開始】

今週の月曜からSarah’s Sister’s Sustainable Cafe というユニークなカフェでのインターンが始まりました。ここでの僕の主な業務内容はカフェのオーナーが主導するアクティビズムのアシスタントをすることですw。彼が行うアクティビズムは、科学的根拠と手法…

真の感化とはなにか?

現代では、新聞、広告、テレビ、などなど、人の行動に影響を与える方法がたくさんある。 しかし、真の感化とはなにか? 本当に、真の意味での感化を与えることを目的とするのか、小なる目先のことで、できるものを与えるのか。長期的に見たときに、とちらが…

幸福を知性で捉えるということ

幸福を知性で捉える。 幸福感・幸福 この二つの違いはなにか。 幸福感は、感性で捉えることができる。はっぴーーーといった高揚感を伴うもの、これが幸福感の語感だろう。 一方で、幸福は、感覚で捉えることができるものなのかという問いがある。 幸福な状態…

市民社会の役割はなにか?

市民社会の役割は何か? 全体最適の追求の行政。 一定のニーズに応える企業。 「人の意識の変化に一番影響を与えられるのが市民社会」 (参照)https://drive.media/posts/19813 そして、この3つを横刺しにする新たな機能を持ったコミュニティレベルでの組織…

新たな学問の創造

「みんなが輝く観光地論を研究として展開していくためには」 科学として現象を「分析」し、そしてゆくゆくにそれをもって学問的な貢献につなげ、最終的には「現象(社会と人間)の解明」に向かう。 それが世界を理解することなのか、地域社会としての概念を…

人間を図書館で借りる?ヒューマンライブラリー(Human Library)という取り組み@グリフィス大学

ヒューマンライブラリーグリフィス大学では、今週「ハーモ二ーウィーク」ということで毎日イベントが行われています。ハーモニーウィークとは、人種や言語や文化が関係なく調和して統合された社会を祝い、多文化共生を呼びかけようという週です。国連が定め…

アボリジニについて学ぶ!グリフィス大学での履修(追加科目)

先日紹介した三教科に加えてもう一科目履修をすることになりました。 Reconstructing the Aboliginal Australian という授業です。 アボリジニとは? オーストラリアに来てから間もなく、最初に関心を持ったことがオーストラリア先住民(アボリジニ人)の問…

多国籍大学の現実

グリフィス大学は多文化国家オーストラリアの中でも最もインターナショナル化の進んだ大学として知られている。 授業を受けていても、学部にもよるが半分くらい、あるいはそれ以上にインターナショナル学生がいる。 授業を切り取ってみると、この両者はどの…

オーストラリアTOP1、世界トップレベルの観光学部での履修(グリフィス大学)

グリフィス大学では、今週から授業が始まりました! オーストラリアの大学では、基本的に1セメスター(12週)の中で4教科選択します。 1教科につき、講義形式のレクチャーとディスカッション形式のチュートリアルというものがセットであります。 4教科…

【アデレード旅のまとめ、志で繋がる人たちと出会って得たもの複数】

先日、約1週間のアデレードへの旅を終えました。 実はこの旅、南オーストラリア大学とある教授に会うということだけを決めて、そのほかは全くのノープランでした。結果的に、その教授に色々な人を紹介してもらえて毎日とても充実した時間を過ごすことができ…

Nurturing society: 物語を再構築し、共同体の共通意識を生む

Nurtur とは、nourish という言葉から来ている言葉で、またさらにnourishはnurse(ナース)という言葉から来ています。ナースといえば、病院で患者さんのケアをするようなイメージですね。 ここまで来るとお分かりかもしれませんが、これらのワードには、car…

とあるアデレードでの金曜日とインテンショナルコミュニティ

金曜日、私はある村へ招かれた。 村と言っても、アデレード市内の中心部に位置する。でも、それは小さな村のような共同体だった。 Christine walk community (クリスティウォーク)というエコビレッジがアデレードの町の中心部にある。 そのコミュニティは、…

観光を通じて別の選択肢を見出せる

都市に住んでると、頭でっかちになる。 頭ではいろんなことを知っているのだけど、それが意識と繋がっていなくて、本当に自分の望んでいることを実現できずに生きている人も多いのではないでしょうか。 目標に向かって、突き進む人がいます。何のためにやっ…

ブルーマーリンパートナーズ代表取締役、山口揚平氏のキャリア

安西様講演 20170217slideshare from yohei yamaguchi www.slideshare.net 山口揚平さんのキャリア「自らの体験を通じて学び、血肉化した知を、社会に還元する」という生き方。 自らも志向する実践的研究者としての生き方と重なり、参考にしたいと思ったので…

アバウトな夢を持つこと

夢をアバウトに持つとロクなことがない。 それでも、夢はアバウトに持つ方が楽しいと思う。 アバウトな夢がすべての始まりだ。 別の言い方でいうと、何かになりたい、とか、あそこに就職したいとか、そういう社会の中で勝手に作られている枠で考えるのでなは…

サステイナブルカフェが地域コミュニティを作り変える日

理想から現実へ。 確実に、アデレードに来たことで、自分の目指している方向性や、具体的なキャリアを見れるようになって来ていると感じる。 研究を現実に落とし込み、互いに並走していくとはこういう感じなのかというのが、徐々にクリアになってきた。 今日…

アボリジニ人への謝罪をする日。

今日は、2月13日、Aniversary of apology to the stolen generationの日でした。 僕は、その日をアデレードのとあるコミュニティで開かれたイベントに参加することで、状況を感じてきました。 また、このイベントには、昨日訪問させてもらった教授に紹介して…

会いたかった人に会って、考えた、自分の中の標準

ブリスベンからアデレードまで飛行機で飛んできた昨日。そして、今日は待ちに待った教授との面会があった。多忙の中1時間半程時間を取ってもらい話すことができた。 だれかの紹介ではなく、自分の中の独断の判断で、この人だ!って思った人にアポイントを取…

【自給自足の村×ツーリズム=100%ソーシャルなツーリズムという説】

先日、連絡を取っていた一人にアフリカで観光ビジネスをスタートさせた人で、いつかはお金の必要のない村をつくりたいという人がいた。 ふと、お金の必要のない村でツーリズムを振興しているところってあるのかな?と思った。 お金が必要ないけど、観光客と…

【顕示的消費を諦めていく時代の観光】

日本では、GDPが衰退していく中でこれまで通りの消費欲は無くなっています。そして、必要最低限のニーズを満たす消費しかしなくなっていきます。このように顕示的消費がこれからできなくなって行く中で、観光には何が求められて行くでしょうか?今までみたい…

社会起業家的生き方のための7つの知性

今年は「学ぶこと」をテーマに掲げています。 なにを学べばいいのか?何のために学ぶのか? そもそもこれらは、自分の志や使命を達成していくためにあると定めています。 そのために必要になる「知性」を7つに絞り言語化してくれた人がいます。 田坂広志とい…

「SDGs(持続可能な開発目標)を世界共通の目指す方向とすること」

SDGsを単に国連が号令をかけている、社会問題を解決するための効果的な目標というだけでなく、分断されている社会にそれぞれの立場の人々が共有できる目標を与え、≪世界が統合へと向かっていくための目標≫という見方をするようになった。分断された社会…

留学・海外体験で視野が広がるということ

今日は留学で視野が広がるということがどういうことなのかを書きます。 よく、留学に行ってよかったことは何ですか?とか、留学に行くことのメリットは何ですか?とかに対して経験者が答えるのは「物事の見方が変わった、視野が広がった」ということを言いま…

命題:どんな職業が社会の問題解決に役立つような仕事ができるのだろうか。

純粋に、自分の限りある命を使って、社会の人々のために役立ちたいと思っている人は自分の周りを見渡してもいるものだ。 自分を含めてそのような人々がどうすれば社会の役に立つことを仕事を通じてすることができるのかを考えている。 1.まず、立場という…

今日はトビタテ選考会!Social Impact Bond を学ぼう

朝からカブトムシを見ました 今日はトビタテ留学JAPANの最終選考会ですね!あの時のドキドキとワクワクを思い出します。 1.ソーシャルインパクトボンドとは? さて、ソーシャルインパクトボンドという言葉を聞いたことがありますか? 実は今日、自分の大切…

日本に必要なDMOは、どのように機能するだろう。

ここでは、DMOというものが何なのを知っている前提で話を進める。 ここでのDMOは広域エリアに存在するものではなく、もっとスケールの小さなエリアに根付く、観光組織である。 これまで、地方を活性化する際の手法としての観光が注目されてきた。しかし、内…

生活することと旅をすること-創造性を高めるギャップイヤー-

ギャップイヤーは、自分の人生の時間を切断する事だろう。沢山の人生を生きたような心地にさせるにはこのギャップイヤーの概念を達成する経験をしていくことだ。 自分はこれまで、様々な国で、生活をすることと、旅をすることをしてきた。沢山のギャップイヤ…

真実はないということ-マルチステークホルダーを考えていく上で大切なこと(国際交渉人の知恵から)−

この世界には、真実はないということ。 自分の信じていることは真実だと思っている場合は間違いです。 あなたの中にある志も信じ込まされているものです。 、、、 でも、この思い込みがないと物事は進まないということは間違いなく言える。 最近、物語という…

未来と現在の分断〜オーストラリアの夜の街から〜

オーストラリアの深夜はほとんどお店が営業していない。 日本はどれだけ便利なんだと思うのだけど、オーストラリアの社会の方がいいとい思う。 裏を返せば日本社会では生産者が非常なほどに無理をしていて、消費者が天国を享受している。 給料を下げて、下げ…