【アクティビストインターンシップ!?開始】

今週の月曜からSarah’s Sister’s Sustainable Cafe というユニークなカフェでのインターンが始まりました。ここでの僕の主な業務内容はカフェのオーナーが主導するアクティビズムのアシスタントをすることですw。彼が行うアクティビズムは、科学的根拠と手法を伴いながら現状を変えていこうとするものです。

この活動に対して、政府機関や大学機関からのサポートも手厚く、様々な知見やアドバイスを日々受けながら活動を行なっています。この4日間で会ってきた人の中では、アメリカのホワイトハウスでの職務経験のある人やポートランドやニューヨークでヘルス分野の政策を行ってきた人、政府機関の映像ディレクターなどなどで毎日が刺激で溢れています。

自分が主に関わっているのがいくつかの学校で行っている「education for sustainability」というプロジェクトです。この中で、特に私が取り組みたいのがコミュニティ全体がオーストラリア先住民(アボリジニ人)に対しての正しい認識を持てるような変化を作っていくことです。

歴史が作り上げてきたアボリジニ人への誤解や偏見が非先住民の中で、現在も深く根付いているのではないかと思います。これには、様々な要因はあれど、第一に正しい過去を知らないことには現状の打破はできません。そのために既存の正しいものとは何かを疑ってかかる必要があります。多くの非先住民が、アボリジニ人の持つ土地に対する価値観と植民地化の後に繰り返し行われてきた「人権」に関わる問題を無視、或いは知らない状況です。

これを教育という抜本的なところへアプローチします。それだけでは留めずに学校をコミュニティのハブとして、より広く、確実にアクティビズム運動を広げていきます(そしてゆくゆくは観光客のような外の人間へも広めていきたい)。

既存の在り方を疑い、誰がそれが正しいと言っているのかを判断し、正しい知識を持って、現状を変えていく行動をする。まさに、アクティビストなインターンシップです。

やれるところまでやります!!