ブッシュフード/ブッシュタッカーに隠された真実。

https://youtu.be/fqgrSSz7Htw

オーストラリアで観光客にも親しまれている「ブッシュフード」というオーストラリアの地域で食べられてきた食べ物がある。このような、食べ物は観光の商売道具として、「狩猟採集」のようなイメージと共に私たちの楽しみの一部となっている。観光客だけでなく、オーストラリア人も同じようにブッシュフードが持つ原始的なイメージを消費している。
このような食べ物の商品化はときに大切なものを失わせる。しかし、この流行はアボリジニ人と非アボリジニ人の共創の未来をつくれるチャンスでもある。

あなたが口にして楽しんでいるブッシュフードはなぜ今食べることができるいるのでしょうか?この問いを出発点に、私たちはオーストラリアの知られざる、しかし、それは隠されてきた歴史的事実を知ることになる。

ブルースパスコは著書「ダークエミュ」においてアボリジニ人が家をつくり、ダムをつくり、種まきをし、土地を耕し、灌漑をし、川の流れを変え、衣服を縫い、そして平和と豊かさを生み出した政治システムを構築してきたということを証明した。

しかし、実際、オーストラリアの歴史家や政治家は、これまでこのような事実を公にすることはなかった。むしろ、これらの事実をうまく把握できなかったか、する気もなかった。それは、イギリスが植民地後にこの土地を所有していく過程において、その行動の、いや正確にはキリスト教の神における所有物であることの合理性を保つためであった。オーストラリアが誰の手にも所有されていなかった「無主地」ということを示すために、無視されてきた歴史的な事実。それがこのブッシュフードには隠されている。(このスピーカーは土地に最適化されたブッシュフードを植えることで環境問題へのアプローチも行っている)。

これは、約200年前から現在に至るオーストラリアでのストーリーであるが、
土地に最初に住んでいた人々と後から入ってきた人々の間で起こる摩擦は現代においても起こっているし起こりうる。思い切って一般化してしまえば、このようなことが成立してしまうのは、おおよそ、後から入ってきた人々がその人々の中でのみ共有されている価値観のなかで合理化がされ、それが一方的な搾取を可能にする。

このようなことが起こってしまった後にどうするのか、どうして起こってしまうのか、どうすれば防げるのか。

現在のインターン中、このことを学校での食教育を通じて根本的に解消していくための足掛かりとなるものをつくれるように日々頑張っています。

Here is our chance to celebrate the real history of the country and to begin growing the food adapted to the climate and domesticated by aborigines.
Let's get rid of the idea of the hapless hunter-gathered and recognize the ingenuity of the first Australians.