教会とコミュニティ
Merry Christmas🎄
オーストラリアでのクリスマス🎄2つの教会に行って来ました。1つはアジア人や移民が多く住む地域に根付く教会。
もう1つは町の中心部に位置する教会。
両方同じカトリックなのだけど、Church service (礼拝)のスタイルが全然違った。
現代的と伝統的というだけの違いではなく、もっと、地域性というものがあった。
両者の位置関係は同じブリスベン市内に収まるのにそんな違いを感じられる。
宗教は企業活動とは違い、もっと伝統的で変化の少ない性質を持つものだけどこのような違いがあるのはなんでだろう。
この対照的な2つの教会を比べてみてわかったのは、教会がとてもコミュニティとシンクロして形成されているんだろうということ。
これ面白いなと思ったのは、京都に住んでいて、この動的な動きを感じることは少なかったので。
こんな風にコミュニティの動きと教会の動きがシンクロしているということは教会からコミュニティ活性化についての知恵を学べるんだろうなと思ったクリスマス。
夜は大学でコミュニティ活性化と宗教についての話をいつも聞いてもらっているDr. Russell のお家にお邪魔させてもらった。
追加情報:統計を見てみると、1990年くらいからカトリックがイギリス国教会の数を上回ってきて、今では断然カトリックの方が多くなっているけど、宗教全体でみると無宗教者が35パーセントくらいを占めてマジョリティになってる。西洋人以外の移民を受け入れる移民政策が1970年から進んできたのがこのグラフに顕著に表れてる。
多民族国家になってきたのと当時に教会の姿や形にも変化があって、それはコミュニティに根付いていくという宗教の性質からなんだろうなと。これからの日本でコミュニティの質が変わると宗教の形も変わるんだろうかと思料。